お茶会 千草たちばなプラス
千草たちばなプラスです。
秋の深まりとともに、施設では恒例の「お茶会」を行いました。
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当日は、赤い毛氈を敷いたテーブルに紅葉やいちょうの葉をあしらい、秋らしいしつらえに整えました。壁面には、入居者様と一緒に作成した色とりどりのもみじ飾りが並び、やさしい彩りが会場を包みました。
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お茶会では、職員が着物や羽織を身にまとい、お一人ずつに抹茶を点てておもてなししました。お茶の香りが広がる中、「ええ香りやね」「昔、家でお茶をしてたことを思い出すわ」と、懐かしそうに話される方もいらっしゃいました。
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和菓子は、紅葉や柿、木の実をかたどった練り切りを三種類ご用意しました。ひとつひとつに秋の風情が込められており、見て楽しく、食べてほっとする味わいです。「かわいらしいね」「上品な甘さでおいしい」と、自然と笑顔がこぼれました。
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また、テーブルの中央には入居者様が活けてくださった草花を飾りました。すすきやサルトリイバラの実を使い、穏やかな秋の風景を感じる素敵な生け花が完成しました。皆様で「きれいにできたね」「秋が来た感じがするね」と話しながら、和やかに準備を進めてくださいました。
お茶を味わう時間は、静かでゆったりとしたひとときでした。抹茶のほろ苦さと和菓子の甘みが心を落ち着かせ、自然と会話も穏やかに弾みます。いつもの日常に少しだけ特別を添える、そんな時間となりました。
これからも千草たちばなプラスでは、四季折々の行事を通して、季節の移ろいを感じていただける時間を大切にしてまいります。